ダイエットで腹筋は効果的?腹筋にダイエット効果はない

ダイエットに腹筋は効果が高い運動だと言えるのでしょうか。いいえ、実は腹筋はダイエット効果が低い運動であり、腹筋をしてもお腹の脂肪は減りません。

どこのサイトにも「お腹の脂肪を減らしたいなら腹筋でダイエットをするとよい」「お腹のダイエットなら腹筋は効果大!」というようなことが書かれています。

しかし、腹筋はダイエット方法としては効果ゼロに近い方法なのです。

ダイエットで腹筋は効果なし

なぜダイエットで腹筋をしても効果がないのかと言うと、消費カロリーという観点から考えて、腹筋のダイエット効果は限りなくゼロに近いからです。

例えば、体重55キロの女性が腹筋をした場合、1回あたりの消費カロリーは0.51kcalくらいです。10回腹筋をしても5.1kcal、50回やっても25.5kcalです。

50回も腹筋すればダイエットをした気になりますが、それによって25.5kcal消費しても、体脂肪は3.5gしか減らないのです。

それなら、まだウォーキング(通勤時程度の歩く速度)を15分(消費カロリーは33.2kcal)やった方が、腹筋よりもダイエット効果が大きいです。

また、腹筋をするのはお腹の脂肪を減らしたいからだと思いますが、腹筋をやったからと言って、お腹の脂肪が集中的に減るわけではありません。

ウォーキングをしたからと言って足の脂肪が減りやすいわけではなく、腕立て伏せをしたからといって腕や胸の脂肪が減りやすいわけではありません。

どんな運動の場合も体脂肪の減り方は全身から均等に減ります。

当然、腹筋をした場合も、全身の体脂肪が均等に減ります。腹筋を50回やって体全体で3.5gの体脂肪が減ったとしても、お腹の脂肪は1gも減っていないでしょう。

腹筋はダイエット効果が低いけど…

ただ、腹筋はダイエット効果を求めてやる性質の運動ではなく、あくまでも筋肉としての腹筋を鍛えるための運動です。

言い換えれば、(運動としての)腹筋は、お腹の腹筋を割るために行う運動なのです。

では、効率的に腹筋を割るためには、どうすればよいのでしょうか。

腹筋を割りたいなら、(運動としての)腹筋を行うよりもまず、食事制限か他の有酸素運動で体脂肪を減らすようにします。

なぜなら、(筋肉としての)腹筋の上に脂肪が乗っかった状態では、いくら腹筋を鍛えても意味がない(腹筋は永遠に割れない)からです。

(運動としての)腹筋よりもまずダイエットをして体脂肪を減らしておき、(筋肉としての)腹筋をむき出し状態にしてから、改めて腹筋を鍛えるようにしましょう。