漢方にダイエット効果はない。漢方薬でダイエットは無意味

漢方薬でダイエットをすれば手軽に脂肪を落とせる、などと漢方のダイエット効果を過信すれば、全く痩せない結果にがっかりすることでしょう。

なぜなら、漢方はダイエット効果がないからです。

漢方薬はダイエット効果をごまかしているというか、メーカーの認識と販売業者側の販売方法にズレがある、という言い方が正確でしょうか。

肥満に効くと大々的に宣伝されている漢方薬にはダイエット効果がない、と思っておいた方が良いでしょう。

漢方薬にダイエット効果はない

なぜ漢方薬にダイエットの効果を期待できないのかというと、漢方にダイエット効果がある成分がないからです。

漢方ダイエットと検索すれば、ダイエット効果がある漢方薬としてどこのサイトも真っ先に掲載している、防風通聖散を例に挙げてみましょう。

防風通聖散を絶賛しているサイトは、防風通聖散には「代謝を高める」「体を痩せやすくする」「リバウンドしない」などの効果があると書いてあります。

しかし、メーカーの公式サイトの効能・効果説明は、「動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症」です。

効能・効果の最後にある肥満症とは、「肥満に基づく健康障害を有する状態」です。

言い換えれば、「肥満症=肥満」ではないため、肥満症に効く漢方を飲めば肥満が改善するわけではありません。肥満を原因とする病気を改善することを意図しています。

メーカーは効能・効果説明で正しいことを書いています。

しかし、防風通聖散を販売する販売者側が、この肥満症を誤解して(あるいは意図的に?)「本気で脂肪を落とすなら!」のようなキャッチフレーズで広告しています。

肥満に基づく病気を改善する漢方薬なのに、肥満に効く、という間違った情報で販売しているわけです。

実際に、この漢方薬を飲んだ場合、ダイエット効果は実感できるのでしょうか。

防風通聖散には便秘に効く成分が配合されています。メーカーも「便秘がちな方に」を一番目立つところに掲載しているので、便秘に効く成分が入っているのでしょう。

確かに便秘が改善されれば(便が出れば)、体重は減ります。しかし、脂肪が落ちたから体重が減ったわけではなく、大腸にあった便が体の外に出たから体重が減ったわけです。

もちろん、便を出して一時的に体重が減っても、物を食べて便がたまれば体重は元に戻ります。「便を出す=ダイエット効果」とは言えないわけです。

漢方ダイエットの効果を拡大解釈

ブログでは漢方ダイエットの効果をさらに拡大解釈してしまっています。

販売者側が「本気で脂肪を落とすなら!」のように、ダイエット効果がある漢方薬として広告してしまっています。

これを受けて、ブログが「痩せやすい体質になる」「基礎代謝が上がる」などと自己解釈して勝手な効果効能を掲載してしまっています。

漢方薬にダイエット効果はなく、漢方でダイエットはできません。