便通を良くする食べ物。ヨーグルトは便通改善効果が低い

ヨーグルトが便通を良くする食べ物だと考えているなら、それは半分間違いです。実際、ヨーグルトの便通改善効果は低いので、便秘改善にはあまり役立たないでしょう。

では、どんな食べ物が便通を良くするのでしょうか。

ヨーグルトが便通改善に役立たない理由から順を追って説明します。

ヨーグルトの便通改善効果がダイエットに?

もしヨーグルトで便秘が改善すると思っているなら、半分間違いです。また、ヨーグルトの便秘改善効果がダイエットにつながる、と考えているなら完全に間違っています。

ヨーグルトの便秘改善効果は想像以上に低いだけでなく、カロリーも高いです。だから、逆にヨーグルトは肥満につながりやすい食品とさえ言えます。

ちなみに、ヨーグルトのカロリーは100g当たり62kcal(無糖)です。

ヨーグルトダイエットなんて言葉を真に受けていれば、ヨーグルトが肥満の原因になっている事実にさえ気付くことができないでしょう。

便通改善にヨーグルトが効かない理由

便通改善を期待してヨーグルトを食べているけど、全く効果を感じられない…。ヨーグルトは意外と便通改善効果が低いので、効果を実感できない人も多いです。

便秘がそれほど重症でない人は、便通がヨーグルトで改善する場合もあります。しかし、便秘が重症な人ほど、便通がヨーグルトで改善しないことも多いものです。

ヨーグルトの便通改善効果は、イメージが独り歩きしている部分も大きいのです。

なぜヨーグルトの便通改善効果が低いのかと言うと、乳酸菌を腸に取り入れてもあまり意味がない、ということが挙げられます。

ヨーグルトを食べて乳酸菌を腸に取り入れようとしても、胃液や腸液によって乳酸菌は死滅してしまいます。

だから、ヨーグルトの乳酸菌による便通改善効果はないに等しいのです。

では、ヨーグルトの何の成分が便通改善に役立っているのでしょうか?

それは、ヨーグルトの酸っぱい味の成分である、乳酸です。

なぜ便秘が悪化するのかというと、腸内環境が悪化するからです。要は、腸内の善玉菌が減って悪玉菌が増えるから便秘が悪化するのです。

逆に、便通が改善するのは腸内環境が改善した時です。

そして、腸内の悪玉菌は酸性の環境に弱いという性質があります。

ヨーグルトを食べて乳酸を補うことで、腸内環境を酸性に傾けることができます。これが悪玉菌の数を減らして便通を改善するわけです。

だから、ヨーグルトの乳酸菌で便通が改善するわけではありません。ヨーグルトの乳酸(ヨーグルトを作る時に乳酸菌が生み出した成分)が便通を改善するのです。

じゃあ、ヨーグルトを食べても便通が改善するんじゃない?

と思われるかもしれません。

しかし、ヨーグルトで補える乳酸の量はたかが知れています。しかも、ヨーグルトを食べた時にしか腸に乳酸を届けられないのです。

要するに、ヨーグルトには確かに便通改善効果があるけど、効果は小さく、効果の持続時間も食べてからしばらくの間だけです。

便通を良くする食べ物は?

ヨーグルト以外で便通を良くする食べ物って何があるでしょうか。上で説明した通り、腸内環境を酸性に傾ける食べ物が、便通を良くする食べ物だといえます。

具体的な食べ物を言えば、お酢です。(食べ物と言えるか微妙ですが・・・)

お酢には乳酸と同様に酸っぱい成分(酢酸)が含まれているため、体に取り入れることで腸内環境を酸性に傾けて便通を良くします。

その他に便通を良くする食べ物としては、食物繊維が多く含まれる食品が挙げられます。例えば、野菜やきのこ類などの食品などですね。

あと、便通を良くする食べ物として効果が大きいのがオリゴ糖です。

オリゴ糖は腸内で生きている乳酸菌(ビフィズス菌を含む)のエサとなる成分なので、体に取り入れることで腸内乳酸菌を増やすことができます。

腸内乳酸菌を増やせば腸で直接乳酸菌を生み出すので、便通を良くする効果が大きいです。ヨーグルトを食べて胃酸で死滅した乳酸菌を腸に届けるのとはわけが違いますね。

便通が良すぎる場合の改善方法

もし便通が良すぎると悩んでいるなら、オリゴ糖を補うと改善するかもしれません。

オリゴ糖は単純に便通を改善するというより、腸内環境を整えた結果、便通を改善するという性質を持つ成分です。

便通が良すぎる原因には腸内環境の悪化もあるので、オリゴ糖を摂取して腸内環境を整えれば、便通が良すぎる症状も改善できる場合もあるのです。