ダイエット茶の効果は下剤の効果のみ

ダイエット茶の効果を今までに実感できたことはあるでしょうか。ダイエット茶を飲んで一時的に体重が減った人もいるかもしれませんが、あくまでも一時的だったはずです。

そして、ダイエット茶で体重が減ったときは、必ず排便を伴っていたことでしょう。しかしそれは、ダイエット茶に配合された下剤成分による効果です。

また、大部分の人はダイエット茶の効果を実感できずに飲むのをやめたことと思います。

ダイエット茶に効果がない理由を解説します。

ダイエット茶に効果がない理由

なぜダイエット茶の効果を実感しづらいのかと言うと、そもそもダイエット茶には効果がないからです。効果がないものを続けていても実感できるはずもありません。

一般的に、ダイエット茶と呼ばれるものは、全く効果がないものと下剤的な効果があるものに分けられます。

基本的にダイエット茶には効果がなく、効果がない点をごまかそうとするのが、下剤成分を配合した下剤的なダイエット茶です。

ただし、茶カテキンを関与成分とした特定保健用食品のダイエット茶(「体脂肪が気になる方に」などの表示あり)は例外です。

特定保健用食品は実際に試験を行って効果があった場合にのみ認定される制度なので、大なり小なり効果がある可能性はあります。(ただし万人に効果があるとは限りません。)

特定保健用食品で認定されている茶カテキンについては、「効果があった」「効果がなかった」という両方の試験結果があります。

効果があった試験結果としては、「茶または茶抽出物の摂取は、BMIの低下と関連が認められたが、体重、ウエスト径に影響を与えなかった」というものがあります。

逆に効果がなかった試験結果としては、「肥満の女性78名を対象とした試験において、緑茶抽出物400mg×3回/日を12週間摂取させたところ、体重、BMI、ウエストに影響は認められなかった」というものがあります。

要するに、公的機関の試験において、茶カテキンのダイエット効果はまだ不明の段階だということです。

特定保健用食品で「体脂肪が気になる方に」とダイエット効果を示唆するものでさえ、ダイエット効果がない可能性が大きいわけです。

また、もしダイエット効果があるにしても、特定保健用食品のダイエット茶を飲んだからといって明確に痩せたという話は聞きません。

実際には、「効果はまだわからないけど、よさそうなので続けてみる」という口コミや消費者の行動が一般的ではないでしょうか。

以上は、特定保健用食品として、効果に国のお墨付きがあるダイエット茶の話です。

実際には、特定保健用食品で認定されていないダイエット茶が大半で、聞いたこともないような名前の茶葉が適当に配合されたダイエット茶ばかりでしょう。

こういったダイエット茶は明確に効果がないと言い切れます。

なぜなら、茶カテキンでさえダイエット効果があいまいなのに、公的機関の試験さえ行われていない(名も知れない)茶葉の成分にダイエット効果があるわけがないからです。

ダイエット茶の効果は演出されたもの

大部分のダイエット茶は効果を演出するため、センナ系の下剤成分が配合されています。センナとは市販の下剤を製造する原料なので、センナ系の茶葉は下剤そのものと言えます。

センナ、ゴールデンブッシュ、ゴールデンキャンドルなどはセンナ系の茶葉で、これらが配合されているダイエット茶は、下剤成分で効果をごまかしている製品だと言えます。

実際に下剤を飲むダイエット法があるように、下剤で便を出せば一時的にせよ、体重は減ります。

しかし、食事をする限りはまた腸内に便がたまるので、数日すれば体重は必ず戻ります。

また、下剤を常用するダイエット法には問題があり、それは、下剤を常用することで体が下剤に慣れ、自力での排便が困難になっていくことです。

実際に、下剤常用者の大腸壁は真っ黒になります。そうなれば、下剤をやめた後でも自力での排便が困難になり、下剤の力に頼らないと便が出なくなります。

下剤の飲用とひどい便秘の悪循環に陥るわけです。